セガFD1094電池交換



カスタムCPU「FD1089」と「FD1094」は電池が切れると、キーデータが
消えてしまい、ゲームが起動できなくなります。
電池があるうちに交換できれば問題ないのですが、電池が切れてしまい
キーデータが消えてしまっても、書き込む方法が分かりました。
CPUさえ壊れてなければ電池交換後、新たにキーデータを書き込めます。
またフロッピードライブも、長年稼働していると摩耗で壊れる
可能性が高くなります。壊れてしまっても、PC用のFDドライブと
ケーブルを使う方法が分かったので、紹介していきます。




FD1094の電池ですが、市販のCR2032が使用可能です。ただそのままでは配線できないので
電池ソケットに入れるか、タブ付きの電池を用意する必要があります。
タブ付き電池でも、FD1094用はタブの向きが特殊なので、取り扱いが少ないです。
普通のタブ付き電池から、リード線を伸ばすのが現実的かもしれません。

CPUのフタは両面テープで止められているので、シールはがしなどを流し込みながら
カッターなどで開けていきます。その際フタとGNDが細い線で繋がれていますが
最終的には接続しなくても問題ないので、剥がしてしまっても構いません。

通常、電池交換は通電しながら行います。電池を外すとキーデータが失われ
ゲームが起動できなくなります。
現在はキーデータの書き込みが出来るので、通電せずに電池を交換してから
改めてキーデータを書き込むことが可能です。

FD1089も同じくキーデータの書き込みが可能です。
電池が切れてしまっても、交換すればキーデータの書き込みが可能です。


システム24のフロッピードライブの交換
PC(DOS/V)用のフロッピードライブをシステム24に接続する方法です。
FDDとケーブルは同じものが使えますが、フロッピーケーブルの配線を
一部入れ替えなければなりません。
1番と2番、10番と16番・12番と14番を入れ替えればOKです。
配線図を作ってみましたが、ご利用は自己責任でお願いします。
※配線図に不備があり破損した場合でも、当方は一切の責を負いかねます。






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21.8.1/21.8.1